濮陽

冒頭
濮陽(ぼくよう)とは、兗州(えんしゅう)方面にある城邑で、曹操軍と呂布軍が争奪する軍事拠点としてたびたび戦場となる土地です。
 
概要
作中では、呂布兗州へ侵攻して勢いに乗るなかで「濮陽城の主」となり、同地が呂布の根城として位置づけられます。
 
歴史
曹操は奪われた兗州の奪回戦で軍を二つに分け、曹仁兗州方面を囲ませ、自身は呂布が籠ると見た濮陽へ突進します。
濮陽周辺では奇襲と反撃が重なり、城内が混乱し、寨の奪取と包囲が短時間に入れ替わるなど、城攻めの帰趨が流動します。
また、曹操の仮死を用いた策で呂布を城外へ誘い、馬陵山で痛撃を与えた後、呂布が濮陽を固く守って容易に出なくなる経緯も描かれます。
 
政治と民情
濮陽では城中の有力旧家として田氏が挙げられ、呂布の支配への怨恨を背景に、呂布不在を衝いて内応し「義」の白旗を合図に攪乱する計画が曹操へ密かに持ち込まれます。
戦況が膠着する時期には、前線の小競り合いが続く一方で、蝗害が起こり百姓が苦しむ土地としても語られます。
 
関連人物
呂布は濮陽を占領して州城に拠り、陳宮が側近として策をめぐらし、文遠張遼)らが麾下の将として名指されます。
曹操は濮陽攻略を主導し、劉曄が策への警戒を進言する場面があります。
 
史実との違い
吉川三国志では濮陽を呂布の根城として兗州争奪の焦点に据えるが、史実・演義との照合では地理表記や戦闘経過の整理に差が出る場合があります。
「濮陽」登場回数
合計: 16回
0 3 7 11 15 0 桃園の巻 15 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 1 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前