大方程遠志

冒頭
大方程遠志(だいほう・ていえんし)とは、黄巾党の部将級を示す称号「大方」を帯びた賊将の程遠志です。黄巾党では「大方・中方・小方」などが方師(術者・祈祷師)系の位階を表す呼称で、実際には部将をさして用いられました。
 
生涯
黄巾賊として各地で蜂起した一隊を率い、官軍側の郷軍と対峙します。陣前で副将の鄧茂が降伏を勧告し、降れば「大方程遠志」に取り立て黄巾を与えると威嚇しました。
劉備劉玄徳)が陣前に進み出ると、程遠志青龍刀を携えて劉備へ斬りかかりますが、割って入った張飛に斬られて戦死します。
 
人物像
敵を侮り、陣前で大笑して応答するなど、武勇と粗豪さを前面に出す賊将として描かれます。得物は「八十斤」と称される青龍刀です。
 
関係人物
鄧茂(とうも)は副将として行動を共にし、程遠志戦死後に関羽に討たれます。
劉備は直接の対敵、張飛は討ち取った者として結びつきます。
 
有名なエピソード
劉備が陣前で程遠志を「野鼠の将」と呼んで諭し、程遠志が応じて一騎討ちの形となり、張飛がこれを断ち切って戦況が崩れる流れは、黄巾初期の戦闘を象徴する挿話です。
 
有名なセリフ
劉備「推参なり、野鼠の将」
鄧茂「わが将、大方程遠志どのに申しあげて、黄巾をたまわり…」
 
史実との違い
「大方」という位階黄巾の指揮官層を体系化する説明は作中の整理であり、程遠志張飛が陣前で斬る展開は演義的な早期武勲の配置として扱われる点が、史実記述とは性格を異にします。
「大方程遠志」の基本情報
総登場回数
1回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
桃園の巻
最も活躍した巻
桃園の巻 (1回登場)
「大方程遠志」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 1 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前