方師

冒頭
方師(ほうし)とは、術者・祈祷師を指す呼称で、吉川英治三国志』では黄巾党の宗教的指導者層や部将層に与えられる称号として用いられる語です。
 
概要
作中では、張角が病を癒やす秘薬の配布や呪法を行い、人々から「救世の方師」と崇められたことが黄巾蜂起の基盤として語られます。 また黄巾党の内部では「大方・中方・小方」などの呼び分けがあり、方師という称号が位階も表す仕組みになっています。
 
意味
方師は、民間的な治病・呪法・符水などの術を行う者を含む呼び名として説明され、黄巾党では部将の称として一般化しています。 張角配下の組織化の場面では、弟子を「三十六の方」に分け、階級を立て、頭立つ者に方帥などの称呼を授けるなど、宗教集団と軍制が結びついた用語としても扱われます。
 
関連事項
黄巾党の最上位三兄弟は、一般の部将層(大方・中方など)とは別に、大賢良師天公将軍地公将軍といった尊称で区別されます。
 
史実との違い
吉川英治三国志』では黄巾党位階呼称として方師を明確に説明しますが、史実の叙述では同種の宗教的術者は一般に方士・道士など別語で記されることが多く、用語整理の仕方に差があります。
「方師」登場回数
合計: 5回
0 1 2 3 5 5 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前