東莱

冒頭
東莱(とうらい)とは、後漢末から三国時代にかけて青州の東端に置かれた郡(地方行政区画)で、山東半島の沿海部一帯を指す地名です。作中では人物の出身地を示す呼称として現れ、「東莱の太史慈」のように用いられます。
 
概要
郡は中央政府の支配の下で太守が統治し、配下に県を置いて租税・治安・徴兵などを担いました。東莱は海に面するため、沿岸交通や塩などの海産資源とも関わりが深い地域とされます。
 
歴史
東莱郡は秦漢以来の郡県制の一角をなす古い行政区画で、後漢末には群雄の勢力争いの影響を受けつつ、地方官や郡の有力者が軍事・政治上の基盤として利用しました。
 
関連人物
太史慈は作中で「東莱の太史慈」と名乗り、出自を示す標識になっています。 また「故郷の黄県東莱」という形で、東莱郡内の県名と結びつけて語られます。
一方、東莱は地名としてだけでなく、爵位名の一部としても現れ、高覧が「東莱侯」に封ぜられた例があります。
 
史実との違い
吉川三国志では東莱は主に出身地・称号の形で現れますが、史実上の東莱は郡としての行政単位であり、郡内の県・太守支配など制度面の具体像は作中では前面に出にくい傾向があります。
「東莱」登場回数
合計: 5回
0 1 2 3 4 0 桃園の巻 0 群星の巻 4 草莽の巻 0 臣道の巻 1 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前