漢の高祖
冒頭
漢の高祖(かんのこうそ)とは、秦末の動乱を勝ち抜いて前漢を建てた初代皇帝で、名を劉邦(りゅうほう)という人物です。作中では、後漢末の群雄が自らの正統性や政略を語る際の典拠として引かれ、泗上の亭長から身を起こし、大漢四百年の基を開いた祖として語られます 。
生涯
泗上の一亭長(地方の小役人)であったところから挙兵し、三尺の剣を帯びて白蛇を斬ったという瑞兆譚を伴って義兵を挙げ、秦を滅ぼし、楚(項羽)を平定して帝位に就いたと説明されます 。また、項羽より武力で劣ると見られながらも、隠忍や用人によって最終的に勝利を制した例としても引かれます 。
人物像
強勇よりも智略・統率を重んじ、情勢に応じて忍耐しつつ勝機を待つ君主像として語られます 。降人を容れて用いた点が天下統一の要因として挙げられ、戦後処理や人材登用の規範としても参照されます 。
関係人物
有名なエピソード
白蛇を斬った故事、秦を三年で滅ぼし楚を五年で平げたという概略、降人登用の逸話が、後世の政治・軍略の参照例として挿入されます 。
史実との違い
「漢の高祖」の基本情報
総登場回数
16回
活動期間
9巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
五丈原の巻
最も活躍した巻
臣道の巻
(4回登場)