濡須口の戦い

冒頭
濡須口の戦い(じゅしゅこうのたたかい)とは、長江下流の要地である濡須河口付近をめぐって、主に魏と呉が衝突した一連の会戦を指す呼称です。呉の都建業に近い防禦線であり、ここを破られることは中枢への直接的脅威となりました。
 
概要
吉川英治三国志』では、曹操漢中での作戦と並行して南下を決断し、濡須の堤へ迫る戦いとして描かれます。 戦場は水陸に及び、呉は孫権が輪陣を組んで出陣し、甘寧凌統らが先陣を争い、魏は張遼らが前面に立つ構図が示されます。
 
経過
曹操軍は濡須の堤を前に長大な陣を敷いて呉軍を望見し、呉は小艇を用いた急襲を行い、夜襲も加えて魏軍を退かせたとされます。 その後、対陣が長引く中で呉側から使者が立ち、貢ぎを条件とする和睦が成立しますが、前線と国境の守りは双方とも強化され、恒久的な平和ではないことが明記されます。
 
関連人物
孫権は戦場で自ら前面に出て危地に陥り、周泰呂蒙らの奮戦で脱する局面が語られます。 甘寧は少数での夜襲を提案して実行に移り、凌統は先鋒として張遼と衝突します。 また別の時期の濡須防衛として、魏帝曹丕が督戦し、曹仁が攻囲、呉は朱桓が寡兵で守る戦いも描かれ、濡須建業近傍の枢要線である点が強調されます。
 
史実との違い
吉川三国志では兵力規模の誇張や孫権曹操の接近戦など劇的な会戦の形で整理され、史実で複数回起きた濡須濡須口)方面の戦いがまとめて理解されやすい形に構成されている点が異なります。
「濡須口の戦い」登場回数
合計: 0回
0 0 0 0 0 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前