符宝郎
冒頭
符宝郎(ふほうろう)とは、帝室の玉璽や宝器を守護し、必要に応じてそれらを出納・管理するための役名です。
概要
意味
「符宝」は君主の権威を証する印信や宝物を指し、その管理担当者が「郎」として置かれる、という語感を持ちます。玉璽は詔命や正統性の象徴であり、これを誰が掌握するかは政権の帰趨に直結します。
作中での用例
魏の勢力が宮中で玉璽の提出を迫る場面で、曹休・曹洪が剣を帯びたまま「符宝郎はどこにいるか」と叫んで探索し、符宝郎の祖弼がこれを拒んで殺害されます。玉璽を「天子の御宝」として臣下の手に触れさせまいとする姿勢が、符宝郎の職掌の重さを示す筋立てになっています。
関連人物
史実との違い