臧覇

冒頭
臧覇(ぞうは)とは、泰山の兵を背景に呂布の麾下で動き、のち曹操方の将としても名が挙がる武人です。呂布陣営では陳宮と並ぶ「二大将」として用いられ、小沛攻略の命を受けるなど、徐州をめぐる攻防の一角を担います。
 
生涯
呂布劉備曹操の連携を疑った際、臧覇は陳宮と共に兵を授けられ、小沛の城を攻めて劉備を生捕るよう命じられます。
また蕭関の防衛線では、臧覇と陳宮が前線に向かい、その兵の多くが泰山勢(孫観・呉敦ら)であることが語られます。
その後、曹操が戦線を整理して許都へ引いた場面では、臧覇は李典于禁らと並び、曹仁の配下で広い戦線に留まる諸将の一人として名が出ます。
 
人物像
臧覇は、泰山の強盗群と結びつく勢力圏に属する将として扱われ、利で動きやすい山野の兵と近い位置に置かれます。蕭関の防衛に臧覇も向かっているが、兵の気質が不安視される、という言及があるため、統制の難しい兵を率いる立場として描かれます。
 
関係人物
呂布の命を受けて陳宮と連署する形で軍事行動を取ります。
泰山勢の孫観・呉敦らが同じ戦域で語られ、呂布の頼みとされる存在として臧覇の名も挙がります。
曹操方の戦線では、曹仁の指揮下に留まる将として臧覇が数えられます。
 
有名なエピソード
呂布劉備への疑念を募らせた直後、臧覇は陳宮と共に小沛急襲の命を受け、泰山の賊将らを動員する作戦の系譜につながります。
蕭関の前線では、後方から疑惑を向けられていると聞かされ、陳宮と共に顔を見合わせて不安を抱く場面があります。
 
史実との違い
吉川三国志では呂布配下としての臧覇が強調される一方、史実や演義では泰山の独自勢力から曹操に帰属して魏の将として活動する側面がより前面に出ます。
「臧覇」の基本情報
総登場回数
6回
活動期間
2巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
臣道の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (5回登場)
「臧覇」登場回数
合計: 6回
0 1 2 3 5 0 桃園の巻 0 群星の巻 5 草莽の巻 1 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前