陽平関

冒頭
陽平関(ようへいかん)とは、漢中へ通じる要路に置かれた関所で、魏が漢中へ侵攻する際の攻略目標、また蜀が北方からの圧力を受ける際の防衛線として扱われる地名です。張魯勢は「漢中第一の嶮要」として、ここを中心に守る方針を立てます。
 
概要
吉川『三国志』では、陽平関は山脈と森林に挟まれた地勢をもち、戦場となる規模と険しさを備えた要害として示されます。魏軍が陽平関近くに陣地を構築し、漢中軍(張魯方)と対峙することで、漢中攻略戦の前線が形成されます。
 
歴史
張魯方は張衛を大将に、楊昂・楊任らを前線へ派して守備を固め、地の利を生かした奇襲で魏の先鋒を各所で寸断し損害を与えます。
一方で魏は、濃霧の条件下で味方帰還を装わせて開門させ、夏侯淵が精鋭を率いて関内へ突入、火を放って要地を奪う展開が語られます。
また後段では、蜀と魏の攻防の中で「陽平関を守る」ことが退却や追撃の節目として現れ、魏延らが陽平関へ走って守備に就く記述も見られます。
 
関連人物
張魯配下では張衛楊昂・楊任が守備側として登場し、魏側は曹操が自ら前線を観察し、夏侯淵張郃許褚徐晃らが攻略・支援に関与します。
 
史実との違い
吉川三国志での陽平関攻略は濃霧と開門をめぐる奇襲として整理されるが、史実・演義では戦闘経過や功績の帰属、戦術の細部に異同があるとされます。
「陽平関」登場回数
合計: 23回
0 3 6 9 13 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 13 図南の巻 5 出師の巻 5 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前