高定

冒頭
高定(こうてい)とは、蜀の益州南方で勢力を持った越雋の首長格で、南中の動乱では雍闓朱褒に連して蜀に敵対した人物です。孔明は当初から「高定は元来、忠義な人」「雍闓にだまされて謀反に与した」と見て、帰順の余地を残す扱いをします。
 
生涯
南方平定戦で、高定軍の猛将・鄂煥が捕らえられた際、孔明は鄂煥を放ち、高定への忠諫を託します。 その後、高定は雍闓と連携して蜀軍に対しますが、孔明は捕虜の扱いと流言を用いて高定方の疑念を育て、雍闓の二心を浮かび上がらせます。 高定は雍闓を夜襲し、雍闓は鄂煥に斬られ、高定は首を携えて孔明に降ります。 いったん朱褒の書状を根拠に疑われるものの、命を猶予され、朱褒を討って首を示し、のち「益州三郡太守」に封ぜられます。
 
人物像
孔明の言うところでは「律義」「正直」とされ、策謀でなく情勢判断と人間関係に左右されやすい性格として描かれます。
 
関係人物
雍闓は同盟者として行動を共にしますが、孔明の離間策により高定の警戒対象となり、最終的に高定方の夜襲で瓦解します。
朱褒は高定を反乱へ引き入れた張本人とされ、降参工作の中で高定を売る文書が決定的な火種となり、高定は朱褒を討って身の証を立てます。
鄂煥は高定の部将で、雍闓の首級を挙げる実行役でもあります。
 
有名なエピソード
孔明が捕虜を分けて扱い、兵の口から「高定は忠義」と繰り返し聞かせることで、高定と雍闓の同盟を内側から崩す筋立てが置かれています。
 
有名なセリフ
「丞相丞相! 数日の命を高定にかして下さい……朱褒の首を引っさげて身のあかしを立て……」
 
史実との違い
吉川三国志では高定は疑いを晴らして太守に封ぜられますが、史実・演義では南中平定の過程で討たれる扱いが一般的です。
「高定」の基本情報
総登場回数
39回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
出師の巻
最終登場
出師の巻
最も活躍した巻
出師の巻 (39回登場)
「高定」登場回数
合計: 39回
0 9 19 29 39 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 39 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約1時間前