大青龍刀
大青龍刀(だいせいりゅうとう)とは
呼称
作中では「大青龍刀」と呼ばれるほか、「青龍刀」「偃月刀」「偃月の青龍刀」「青龍の偃月刀」と表現が揺れながら同一の関羽の得物として語られる。例えば戦場描写では「偃月の青龍刀」や「青龍刀」として頻出する 。関羽が魯粛との応接で刀先に錦袍を掛ける場面でも「偃月の青龍刀」と記される 。
特徴
重さは「八十二斤」と称され、関羽は鞍上から左右へも容赦なく薙ぎ払う。その重さと圧力は敵将を一撃で圧し潰すほどと誇張的に描写され、顔良を「偃月の青龍刀」のただ一揮で斬り割る凄烈さが強調される 。また退路で振り向きざまに後方へ一閃を送るなど、重いながらも自在な操法が語られる 。
作中での主な場面
・雪中で王忠を挑発する場面でも「大青龍刀」をひっさげて中軍へ迫る様が映える 。
所有者とその後
作中の見どころ