河東

河東(かとう)とは、中国における地名のひとつである。主に後漢〜三国時代には、河東郡として記録されている。黄河の東側、現在の山西省南部にあたり、当時は交通・軍事の要衝地であった。

この地域は歴史的に重要な拠点となり、多くの有力者や勢力がここを巡って争った。三国志の時代においては、曹操の一門である曹洪が河東郡太守を務めたこともあり、また、河東出身の武将として関羽の晩年の相手となる龐徳、また李催や郭汜といった群雄も関係する。

河東の地は経済的にも比較的開けており、穀倉地帯でもあったため、軍糧の供給や兵の動員においても重要な意味を持った。また、秦漢時代から黄河の氾濫とそれに伴う治水も課題となっていた。

三国志の物語の中では河東郡出身、あるいはこの地に拠った人物も多く、物語の重要な舞台の一つである。

「河東」の基本情報
総登場回数
4回
活動期間
3巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
孔明の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (2回登場)
「河東」登場回数
合計: 4回
0 0 1 1 2 1 桃園の巻 0 群星の巻 2 草莽の巻 0 臣道の巻 1 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
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