袁隗
袁隗(えんかい)とは
生涯
董卓が朝廷を掌握すると、袁隗はその専横に反発しつつも無力であり、結局は朝廷内の権力闘争の中で影響力を失った。
人物
袁隗は名門の長老格で、学識と礼儀を重んじた人物と伝わる。ただし政治的には強いリーダーシップを発揮できず、乱世の流れに抗しきれなかった。
関連する人物
・董卓:入京後に権力を握り、袁隗の存在感をかすませた。
吉川版では、袁紹ら若い世代の背景として、名門袁氏の威光を体現する人物として登場する。物語の主軸にはならないが、袁氏一族の長老として位置づけられており、歴史の舞台が若い群雄に移り変わることを印象づける存在である。
「袁隗」の基本情報
総登場回数
6回
活動期間
2巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
桃園の巻
(3回登場)