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蒙古

冒頭 蒙古(もうこ)とは、中国北方の草原地帯と、そこに居住する遊牧系の人々を指す呼称です。 概要 吉川英治『三国志』では、黄河上流の外縁に広がる高原・草原世界として位置づけられ、涼州が「蒙疆に境する」地であり、住民や...

地名
約1ヶ月 ago
西涼軍

冒頭 西涼軍(せいりょうぐん)とは、後漢末に西方の辺境である西涼を基盤として動いた軍勢、およびその系譜に連なる武装集団を指す呼称です。吉川英治『三国志』では、董卓が西涼刺史として二十万の兵を擁したことが、西涼軍の出発点として示され...

用語
約1ヶ月 ago
朝廟

冒頭 朝廟(ちょうびょう)とは、君主が臣下と政務を議する朝廷の場を、廟堂の語感をまじえて指す言い方です。吉川英治『三国志』では、政治権力が集まる中枢としての朝廷・公卿百官の世界を意味する語として用いられます 。 概要 ...

用語
約1ヶ月 ago
甘粛省

冒頭 甘粛省(かんしゅくしょう)とは、中国西北部に位置する地域名で、吉川英治『三国志』では後漢末から三国期にかけての「西涼」「涼州」「隴西」などに関わる土地として、現代地名の注記つきで示されることがある土地です。 概要 ...

地名
約1ヶ月 ago
漢室の宗親

冒頭 漢室の宗親(かんしつのそうしん)とは、漢王朝(劉氏)の皇帝家につらなる一族・同姓の血縁集団、およびその親類関係を指す言葉です。吉川英治『三国志』では、劉備が「漢室の宗親」であることが、諸侯や朝廷からの扱い、同族間の政治判...

用語
約1ヶ月 ago
漢室

冒頭 漢室(かんしつ)とは、前漢・後漢を通じて四百年余つづいた漢王朝の皇帝家と、その正統性を指す呼称です。 概要 吉川英治『三国志』では、漢室は単なる王朝名ではなく、天子を中心とする朝廷の権威、宗廟や系譜に支えられた...

用語
約1ヶ月 ago
樊稠

樊稠(はんちゅう)とは、董卓の死後に台頭した李傕・郭汜・張済らと並ぶ「四将」の一人で、長安を制圧したのち右将軍に任ぜられた武将です。やがて宴席で李傕に「裏切者」と断じられ、密告と疑心暗鬼の果てにその場で斬られます 。 生涯 ...

三国志 人名
7ヶ月 ago
馬騰

馬騰(ばとう)とは 後漢末の武将で、西涼(現在の甘粛省一帯)に勢力を張った群雄の一人。字は寿成(じゅせい)。勇猛な武人で、同じく西涼に割拠した韓遂とともに名を馳せた。 生涯 もとは涼州の有力豪族で、董卓討伐の際には韓...

三国志 人名
8ヶ月 ago
臨洮

臨洮(りんとう)とは 臨洮は中国西部の古代地名で、現在の甘粛省定西市臨洮県にあたる。後漢時代には隴西郡に属し、西方防衛の要衝であった。 歴史的背景 臨洮は黄河上流域に近く、シルクロードと中原を結ぶ交通の要地であると同...

地名 三国志
8ヶ月 ago
隴西

隴西(ろうせい)とは 隴西は中国西部の古代地名で、現在の甘粛省定西市一帯にあたる。後漢時代には隴西郡が置かれ、西涼(せいりょう)と並んで辺境防衛の要地とされた。 歴史的背景 隴西は黄河上流域に位置し、シルクロードと中...

地名 三国志
8ヶ月 ago
蘭州

蘭州(らんしゅう)とは 蘭州は中国西部、現在の甘粛省の省都。黄河の上流に位置し、古来より西域への交通・軍事・商業の要衝として重要な都市である。 三国志の時代には「金城郡」に属し、西涼地域の一部として軍事的に重視された。...

地名 三国志
8ヶ月 ago
甘粛

甘粛(かんしゅく)とは 甘粛は中国西部の地域名で、現在の甘粛省にあたる。地名は、唐代の「甘州(現在の張掖市)」と「粛州(現在の酒泉市)」を合わせたものに由来する。 後漢末から三国志の時代にかけては「西涼」と呼ばれた地域...

地名 三国志
8ヶ月 ago
西涼

西涼(せいりょう)とは 西涼は後漢時代の中国西部、現在の甘粛省・陝西省西部一帯を指す地域の呼称。西方の国境地帯であり、羌族など異民族との衝突が絶えなかった軍事的要地である。三国志においては、董卓や馬騰、韓遂といった群雄が拠点と...

地名 三国志
8ヶ月 ago
Side Bar

桃園の巻黄巾賊流行る童歌白芙蓉張飛卒桑の家橋畔風談童学草舎三花一瓶義盟転戦檻車秋風陣十常侍打風乱柳岳南の佳人故園乱兆舞刀飛首蛍の彷徨い呂布赤兎馬春園走獣白面郎「曹操」# 群星の巻偽忠狼心競う南風江東の虎関羽一杯の酒虎牢関洛陽落日賦生死...

8ヶ月 ago
偽帝の末路

一  かねて董承に一味して、義盟に名をつらねていた西涼の太守馬騰も、玄徳が都を脱出してしまったので、 「前途はなお遼遠――」  と見たか、本国に胡族の襲来があればと触れて、にわかに、西涼へさして帰った。  時しも建安四年...

臣道の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago
鶏鳴

一  昼は人目につく。  董承は或る夜ひそかに、密詔をふところに秘めて頭巾に面をかくして、 「風雅の友が秦代の名硯を手に入れたので、詩会を催すというから、こよいは一人で行ってくる」  と、家人にさえ打明けず、ただ一人驢に...

臣道の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago
油情燈心

一 「ああ危なかった」  虎口をのがれたような心地を抱えて、董承はわが邸へいそいだ。  帰るとすぐ、彼は一室に閉じこもって、御衣と玉帯をあらためてみた。 「はてな。何物もないが?」  なお、御衣を振い、玉帯の裏表を調...

臣道の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago
美童

一  冬をこえて南枝の梅花のほころぶを見るとともに、董家の人々も眉をひらいた。近ごろ主人の董承はすっかり体も本復して、時おり後閣の春まだ浅い苑に逍遥する姿などを見かけるようになったからである。 「……雁が帰る。燕が来る。春は歩い...

臣道の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago
馬騰と一族

一  龐統はその日から、副軍師中郎将に任ぜられた。  総軍の司令を兼ね、最高参謀府にあって、軍師孔明の片腕にもなるべき重職についたわけである。  建安十六年の初夏の頃。  魏の都へ向って、早馬を飛ばした細作(諜報員)は、...

本文 望蜀の巻 三国志
8ヶ月 ago
敵中作敵

一  韓遂の幕舎へ、ふいに、曹操の使いが来た。 「はて。何か?」  使いのもたらした書面をひらいてみると曹操の直筆にちがいなく、こうしたためてある。 君ト予トハ元ヨリ仇デハナク、君ノ厳父ハ、予ノ先輩デアリ、長ジテハ、君ト知...

本文 望蜀の巻 三国志
8ヶ月 ago
小児病患者

一  粛正の嵐、血の清掃もひとまず済んだ。腥風都下を払って、ほっとしたのは、曹操よりも、民衆であったろう。  曹操は、何事もなかったような顔をしている。かれの胸には、もう昨日の苦味も酸味もない。明日への百計にふけるばかりだった。...

臣道の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago
不倶戴天

一  このとき丞相府には、荊州方面から重大な情報が入っていた。 「荊州の玄徳は、いよいよ蜀に攻め入りそうです。目下、彼の地では活溌な準備が公然と行われている」  曹操はかく聞いて胸をいためた。もし玄徳が蜀に入ったら、淵の龍が...

本文 望蜀の巻 三国志
8ヶ月 ago
渭水を挟んで

一  曹操の本軍と、西涼の大兵とは、次の日、潼関の東方で、堂々対戦した。  曹軍は、三軍団にわかれ、曹操はその中央にあった。  彼が馬をすすめると、右翼の夏侯淵、左翼の曹仁は、共に早鉦を打ち鼓を鳴らして、その威風にさらに気勢...

本文 望蜀の巻 三国志
8ヶ月 ago
馬超と張飛

一  彗星のごとく現われて彗星のようにかき失せた馬超は、そも、どこへ落ちて行ったろうか。  ともあれ、隴西の州郡は、ほっとしてもとの治安をとりもどした。  夏侯淵は、その治安の任を、姜叙に託すとともに、 「君はこのたびの...

本文 三国志 遠南の巻
8ヶ月 ago
鹿と魏太子

一  孔明還る、丞相還る。  成都の上下は、沸き返るような歓呼だった。後主劉禅にも、その日、鸞駕に召されて、宮門三十里の外まで、孔明と三軍を迎えに出られた。  帝の鸞駕を拝すや、孔明は車から跳びおりて、 「畏れ多い」と、...

出師の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago