冒頭 印綬(いんじゅ)とは、官職や爵位の任命・権限を示す印章と、それを帯びるための組紐や飾り紐である綬を合わせた呼び名です。吉川三国志では、県尉の印綬を解いて官を辞する場面のように、官としての身分を身につける標識として示されま...
冒頭 蒋欽(しょうきん)とは、江東の呉に仕えた武将で、孫権のもとで「三十六将」の一人として列し、周瑜らの軍議にも名を連ねる将です。 生涯 作中では、周瑜が孫権の前で開く大評議に、周泰・呂蒙・潘璋・陸遜らと並んで出座す...
冒頭 軍紀(ぐんき)とは、軍隊が統率を保ち、作戦を遂行するために定める規律と、その遵守を徹底する運用全体のことです。吉川英治『三国志』では、軍紀は軍律・軍法・軍令と並んで、軍の強弱や為政の姿勢を測る要素として扱われます。 概...
冒頭 討匪将軍(とうひしょうぐん)とは、朝廷が賊徒や叛乱勢力の鎮圧を目的として将に与える、討伐任務を示す将軍号です。吉川英治『三国志』では、印綬を帯びて出征する官軍の指揮権と、勅命による出兵であることを象徴する称号として扱われ...
冒頭 徐盛(じょせい)とは、呉に仕えた武将で、孫権のもとで江南防衛の指揮を任された人物です。字は文嚮(ぶんきょう)といい、瑯琊莒県(ろうやきょけん)の出身で、早くから武略で知られたとされます。 生涯 孫権の政権下で都...
冒頭 軍律(ぐんりつ)とは、軍隊を統率するために定められた規律と処罰の基準で、兵の行動を統一し、掠奪や民への害、命令違反などを禁じて軍の秩序を保つものです。 概要 吉川英治『三国志』では、軍律は軍の強弱や政権の信任に...
冒頭 韓当(かんとう)とは、孫堅・孫策・孫権の孫氏三代に仕えた呉の武将で、水軍戦や前線の戦闘で働く宿将です。孫策の出立に従う程普・黄蓋らの一人として挙げられます 。 生涯 孫堅の荊州攻略では、黄祖軍の張虎と刃を交え、...
冒頭 郷兵(きょうへい)とは、郷里や村落など地域共同体を単位に編成され、治安維持や非常時の動員に用いられる在地の兵、すなわち地方の自衛的な武装集団です。常備軍や中央の正規軍に比べて、地縁によって集められやすく、平時は生業を持つ...
冒頭 太史慈(たいしじ)とは、江東勢力の伸長期に孫策・孫権に仕え、騎射と武勇で名を知られた呉の武将です。元は東莱の人として名乗り、劉繇配下として孫策と対峙したのち、捕縛を経て孫策の幕下に加わります。 生涯 劉繇の陣中...
冒頭 義軍(ぎぐん)とは、国家の正規軍である官軍に対し、世の乱れをただすという大義を掲げて、民間の豪傑や志願者が自発的に組織する軍勢のことです。吉川英治『三国志』では、劉備・関羽・張飛が黄巾の乱に際して兵を募り、討賊に参加する...
冒頭 飛檄(ひげき)とは、反乱鎮圧や討伐、挙兵などの目的を掲げて広く人心に訴え、同調者を募るために発する檄文を、急使などで各地へ迅速に送付することです。 概要 檄は本来、政治的・軍事的な大義名分を掲げ、対象(諸侯・官...
冒頭 官軍(かんぐん)とは、朝廷の命令や官府の権限にもとづいて編成・派遣される正規の軍勢のことです。吉川英治『三国志』では、反乱勢力を討つため洛陽から南下した「五千騎の官軍」のように、中央政府の軍として言及されます。 概要 ...
冒頭 檄文(げきぶん)とは、国家や軍の名で広く人々に告げ、行動を促すために出される公式の文書です。主として討伐や挙兵の大義名分を示し、協力者の参集や服従を求める目的で用いられます。 概要 檄は「告げ示す」意を含み、檄文は罪状...
冒頭 黄河口(こうがこう)とは、中国北部を流れる黄河が渤海へ注ぎこむ河口部で、黄河が運ぶ大量の土砂によって河道や地形が変化しやすい水域です。吉川英治『三国志』では黄河そのものの濁流と土砂の性質が語られ、黄河が黄色く見えるのは微...
冒頭 濮陽興(ぼくようこう)とは、三国時代末期の呉に仕えた重臣で、皇帝交代期の政局運営に深く関与した人物です。 生涯 呉の朝廷にあって文官として台頭し、君主側近として政務に携わりました。孫綝らによる政変で皇帝が交替す...
冒頭 大興山(たいこうざん)とは、吉川英治『三国志』で黄巾賊の一大集団が拠って官軍に抗した、青州にある山地として描かれる地名です。作中では「青州|大興山の附近一帯(山東省|済南の東)」と位置づけられます。 概要 大興...
冒頭 程遠志(ていえんし)とは、黄巾賊の部将として登場し、劉備が義軍として初めて大規模な黄巾勢と相対した戦いで、賊軍の将として前面に立つ人物です。 生涯 青州大興山付近に拠る黄巾賊の勢力と戦う段で、程遠志は「賊将」と...
冒頭 張悌(ちょうてい)とは、呉の末期に朝廷の重臣として政務と軍務を担い、西晋の侵攻に際して抗戦の指揮を執った人物です。 生涯 孫晧の治世下で重きをなし、晋が呉へ総攻撃を開始すると、都方面の防衛に関わって出陣し、劣勢...
冒頭 中山靖王(ちゅうざんせいおう)とは、前漢の景帝の子である劉勝(りゅうしょう)に贈られた王号で、吉川英治『三国志』では劉備玄徳が「漢室の宗親」であることを示す祖先として繰り返し言及される存在です。 生涯 作中では...
冒頭 刎頸の誓い(ふんけいのちかい)とは、必要があれば互いに「頸を刎ねられる」覚悟で義を守り、相手のために命を捨てても変わらないと誓い合う、きわめて重い盟約を指す言葉です。吉川英治『三国志』では、劉備・関羽・張飛が祭壇の前で将...
冒頭 朱然(しゅぜん)とは、呉に属した将で、荊州攻略から夷陵の戦いにかけて水軍・陸戦の両面で用いられる人物です。呉の側では、呂蒙の指揮下で敵城への圧力や遊軍の運用を担い、また関羽追討の局面にも姿を見せます。 生涯 作...
冒頭 孔孟(こうもう)とは、孔子と孟子を並べて指す語で、転じて儒教の基本理念や、その正統的な学統を総称する呼び名です。 概要 孔子は春秋時代の思想家で、礼にもとづく秩序と徳による政治を重んじました。孟子は戦国時代の思...
冒頭 全琮(ぜんそう)とは、江東の呉に仕えた武将で、陸遜の北伐において朱桓と並び都督に任じられ、魏軍を迎え撃つ指揮系統に加わった人物です。 生涯 作中では、全琮は「銭塘の全琮」として出自が示され、輔国大将軍・平北都元...
吉川英治『三国志』の本文(提供テキスト)中に「呂岱」の明示的な登場・言及を確認できないため、本文に基づく百科事典風記事は作成できません。
冒頭 解良(かいりょう)とは、後漢末の河東郡に属した県・郷里名として語られる地名です。吉川英治『三国志』では、関羽が自己紹介の中で「河東解良(山西省・解県)の産」と名乗り、自身の出自を示す地として登場します。 概要 ...