五台山

冒頭
五台山(ごだいさん)とは、吉川英治三国志』において、玄徳劉備)・関羽張飛が追手を逃れて到達し、一時身を寄せることになる代州方面の山地とその麓を指す地名です。
 
概要
作中では「代州山西省・代県)のほうへ向って」落ちのびた一行が「代州の五台山下までたどりついた」とされ、五台山は追及を避けるための退避先として位置づけられます。
 
歴史
五台山下の部落は、土豪の劉恢が村長役も兼ねることで「悪吏も棲まず、匪賊の害もなかった」と記され、戦乱の外縁にある比較的安穏な土地として描かれます。
 
関連人物
劉恢玄徳らを迎え、南苑の客館を部屋として提供し、彼らの逗留を許します。 また、劉恢の邸内から玄徳らを見送る存在として芙蓉娘の名が挙げられます。
 
作中での位置づけ
玄徳は別離の折に「涼秋の八月、再び三人して、五台山の月を見よう」と述べ、五台山を再会の約束の場としても用います。 その後、玄徳らは五台山麓の劉恢邸から一時身を去り、同行してきた者たちを劉家に託して再起の機会を待つ段取りが語られます。
 
史実との違い
吉川三国志での扱いと史実や演義との違いとして、五台山は玄徳一行の具体的な潜伏・逗留の舞台として組み込まれています。
「五台山」登場回数
合計: 9回
0 2 4 6 8 8 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 1 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約7時間前