左豊
冒頭
左豊(さほう)とは、後漢末の朝廷から派遣された勅使で、戦地の軍務を監察する軍監として諸将の戦況を検分した人物です。吉川三国志では「黄門左豊」とも記され、宦官勢力と結びつく朝廷側の使者として登場します。
生涯
黄巾の乱の戦局下、広宗方面の官軍を率いた盧植の陣営へ勅使として赴き、軍状視察を行います。盧植が他の将軍のように献物を送らなかったことを理由に、左豊が賄賂を要求し、拒まれると遺恨を抱いて帰洛した経緯が語られます。
人物像
天子の使いという権威を背景に、戦地の将帥に対して献物や賄賂を求め、応じない者を不利に扱う存在として位置づけられます。盧植が「献物を贈らなかった」「賄賂を求められて断った」結果として処罰に結びついた因果が、左豊の性向を示す要点です。
関係人物
盧植は左豊によって失脚させられた当事者として語られます。
有名なエピソード
史実との違い
「左豊」の基本情報
総登場回数
8回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
桃園の巻
最も活躍した巻
桃園の巻
(8回登場)