張均

冒頭
張均(ちょうきん)とは、後漢末の朝廷郎中として仕え、宦官勢力の十常侍を排して政治の粛正を求めた官人です。
 
生涯
作中では、かつて監軍勅使として征野の巡察に赴いた経歴を持ち、劉備とも旧知の間柄として描かれます。
黄巾の乱後、恩賞に漏れて洛陽外城に留め置かれる劉備の境遇を知り、賞罰の不公平や内廷の乱れを憂えて、帝へ奏聞すると述べて参内します。
霊帝に対しては近臣を退けさせた場で、十常侍が政事を紊し賞罰を私していると訴え、十常侍を獄に下して梟首すべきだとまで諫言しますが、十常侍に露見して脅され、昏倒ののち薬湯を与えられて眠ったまま死に至ります。
 
人物像
君側の奸を「掃う」ことを忠臣の道と信じ、帝の気色の変化を承知で言上を進める、強い直諫の姿勢が中心に据えられています。
 
関係人物
劉備とは禁門付近で再会し、官職や恩賞から外れた事情を聞いたうえで慰め、帝への奏聞を約します。
霊帝には十常侍排斥を迫り、十常侍からは諫言を遮られ生命を奪われます。
 
有名なエピソード
霊帝の前で十常侍の罪を挙げ、処刑を具体的に求めた直後、帳の蔭から現れた十常侍に威迫されて倒れ、治療後の薬湯で死ぬくだりが、張均の結末として示されます。
 
史実との違い
吉川三国志では張均の直諫と急死が強調され、これを契機に恩賞再調査が進み劉備の叙任にもつながる因果が明確に置かれます。
「張均」の基本情報
総登場回数
17回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
桃園の巻
最も活躍した巻
桃園の巻 (17回登場)
「張均」登場回数
合計: 17回
0 4 8 12 17 17 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約6時間前