樊城の戦い

冒頭
樊城の戦い(はんじょうのたたかい)とは、関羽荊州軍を率いて魏の要地樊城を包囲し、守将曹仁を追い詰める一方、魏の援軍于禁龐徳らを洪水を機に撃破して大勝するが、背後で荊州が動揺して戦局が反転していく一連の攻防です。
 
概要
樊城は魏にとって荊北方面の要城であり、曹仁が籠城して関羽の包囲を受けます。城内では守戦を主張する参謀満寵と、出撃機会を狙う将の意見が対立しつつも、満寵の進言で曹仁は「城を捨てず守り通す」方針を固めます。
 
経過
包囲が強まると、魏は曹操の命で于禁総司令として援軍を派し、先鋒として龐徳も加わり、樊川方面へ急行軍します。
戦局は洪水によって大きく動き、樊城周辺は水没して籠城側の士気が揺らぐ一方、援軍側も崩れて関羽于禁を捕らえ、龐徳を斬り、急援の七軍を大きく損耗させます。
その後、徐晃関羽軍の外郭陣地へ機動して戦線は変化し、同時期に呉の呂蒙による荊州側の異変が伝わると、関羽は後方を失って退却を余儀なくされ、樊城をめぐる攻勢は持続できなくなります。
 
関連人物
関羽は包囲軍の主将として于禁を捕虜とし、龐徳に降伏を勧めて拒絶されると処断し、戦後に龐徳の忠死を悼んで墳墓を設けたとも記されます。
曹仁樊城の守将で、満寵の諫言により脱出策を退けて守備を立て直します。
于禁は援軍の総司令、龐徳は先鋒として出陣し、洪水局面ののち于禁は捕らえられ、龐徳は処刑されます。
徐晃はのちに関羽軍の陣地線に対して迂回・奇襲を用い、戦局反転側の主力となります。
 
史実との違い
吉川三国志では洪水による七軍壊滅、于禁の捕縛、龐徳の最期に加え、龐徳の墓を関羽が造らせたとする点が明記されます。
「樊城の戦い」登場回数
合計: 0回
0 0 0 0 0 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約10時間前