永安

冒頭
永安(えいあん)とは、吉川英治三国志』において、蜀の後方拠点として語られる永安城、および政変期に「永安宮」と呼ばれる宮城施設の名です。
 
概要
安城は蜀に属する城で、前線に対する兵糧・物資輸送など、戦争の後方経営を担う拠点として位置づけられます。永安城には李厳があり、増産や運輸の任に当たる蜀の重臣として描かれます。
一方「永安宮」は、董卓が漢帝を廃した際に何太后を押し込めた場所として現れ、宮廷権力の強制と隔離を象徴する施設名として用いられます。
 
歴史
蜀の軍事局面では、永安城は兵站の中枢として機能し、永安から前線へ兵糧が送られる経路が示されます。
また蜀の政局では、劉備が「永安宮中」で後事を託し崩じたとされ、国政の継承が行われる場としても扱われます。
 
関連人物
李厳は永安城で増産・運輸を統括する役目を担い、前線への急告や兵糧輸送を通じて蜀軍の作戦に関与します。
何太后廃帝とともに永安宮へ移され、董卓政権下の宮廷粛清の文脈で言及されます。
 
史実との違い
永安は史実でも劉備終焉の地に関わる地名として伝わる一方、本作では「永安城」「永安宮」として、兵站拠点と宮廷の隔離施設という二つの機能を強調して用いられます。
「永安」登場回数
合計: 10回
0 1 2 3 4 3 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 4 出師の巻 3 五丈原の巻
最終更新日: 約7時間前