永安宮
冒頭
永安宮(えいあんきゅう)とは、吉川英治『三国志』で、時期により二つの場所を指して用いられる宮殿名です。後漢末には董卓が廃帝(弘農王)と何太后を幽閉した洛陽の宮中の一郭をいい 、蜀漢では夷陵敗戦後の劉備が白帝城に退いてから同城を改めて称した宮号をいいます 。
概要
語としての永安宮は、皇帝・皇族の居所としての「宮」を示し、政変や敗戦などの政治的局面で登場しやすい呼称です。作品中では、洛陽の永安宮が「幽居」として描かれ 、一方で蜀の永安宮は劉備の晩年の滞在地として、後事を託す舞台となります 。
歴史
関連人物
史実との違い