袁閥
冒頭
袁閥(えんばつ)とは、後漢末の名門・袁氏一族が形成した門閥勢力、およびその政治的基盤を指す呼称です。吉川英治『三国志』では、袁術・袁紹を中心とする「袁一門」の大勢力として語られ、なかでも袁紹が「袁閥の長者」として位置づけられます。
概要
袁閥は、名家の家格・人脈・官界への影響力を背景に、軍閥化した諸侯の中でも広い支持層と官僚ネットワークを持つ勢力として扱われます。作中でも袁術が「名門袁一族」に属する存在として示され、同族の威勢が周辺の政局判断に影響を与えています。
歴史
袁氏は汝南の名門として多数の吏事・武将を輩出し、袁紹自身も後漢朝の要職にあった人物として説明されます。 この家格が、反董卓連合のような諸侯結集でも看板となり、袁術が同陣営で兵糧を管掌するなど、一族として役割を持つ構図が示されます。
関連人物
史実との違い