雷薄

冒頭
雷薄(らいはく)とは、淮南を根拠とした袁術の配下として登場する武将で、袁術政権の動揺と瓦解の過程に関わる人物です。
 
生涯
袁術孫策から伝国の玉璽返還を迫られた際、雷薄は紀霊橋甤陳闌らと並ぶ「歴々」の将として会議に列し、袁術の軍閥体制を支える一角として描かれます。
その後、袁術呂布劉備と対する徐州方面へ七軍を進めた際には「第四」として一軍を率い、瑯琊方面に向かう配置を与えられています。 また呂布軍の反撃局面では、紀霊・陳紀らとともに袁術軍中枢の陣の一つとして突破され、戦線の崩れに連動して名が挙がります。
さらに袁術の内政が行き詰まり民心が離れる情勢のなかで、雷薄は陳闌とともに将来を悲観して嵩山へ身を隠し、袁術から離反します。 のち袁術が敗走・移動する途上では、陳闌と同輩として旧臣の立場から転じ、袁術軍の兵糧財宝や車列を襲う側として描かれます。
 
関係人物
袁術の麾下として紀霊橋甤陳闌らと同列に扱われ、特に陳闌とは離反や行動を共にする関係として示されます。
 
有名なエピソード
袁術徐州攻略で七軍に分進した際、雷薄が一軍を率いて瑯琊方面へ進む軍略上の配置が示されます。
また袁術没落の過程で、嵩山への潜伏から袁術軍の車列襲撃へ至る離反の具体像が、陳闌と並記されて示されます。
 
史実との違い
吉川三国志では袁術配下の「大将」としての列挙や離反後の襲撃行動が明確に組み込まれる一方、史実や演義では雷薄は袁術配下の一人として散発的に名が見える程度で、個別の動静は作品ほど詳密には扱われないことが多いとされます。
「雷薄」の基本情報
総登場回数
5回
活動期間
2巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
臣道の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (3回登場)
「雷薄」登場回数
合計: 5回
0 0 1 2 3 0 桃園の巻 0 群星の巻 3 草莽の巻 2 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前