張飛翼徳

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張飛翼徳(ちょうひ よくとく)とは
劉備玄徳に仕えた義兄弟のひとりで、字は翼徳。三国志のなかでも豪放磊落な性格と勇猛な戦いぶりで知られる名将。
 
生涯
涿郡の出身。劉備関羽と出会い、桃園で義兄弟の契りを結んだ。黄巾の乱の鎮圧に参加して名を挙げ、以後も劉備に従って各地を転戦した。
長坂坡の戦いでは、追撃してくる曹操の大軍を、わずか一騎で橋の上に立ちはだかり「我こそは張飛翼徳なり!」と一喝、敵を震え上がらせた逸話が有名である。
その後、益州攻略に従軍し巴西太守となるが、劉備夷陵遠征の前夜に部下に殺害され、非業の最期を遂げた。
 
人物
短気で荒々しく、しばしば酒乱を起こしたと伝えられる。一方で部下や庶民には情が厚く、関羽と並び劉備を支える柱の一人でもあった。
 
妻子や血縁
娘の張氏は、のちに劉備の子・劉禅に嫁ぎ、蜀漢の皇后となった。これにより張飛の家系は蜀の皇室と結びついた。
 
関連する人物
劉備:義兄で主君。
関羽:義兄弟として終生の同志。
劉禅:娘が后となり、縁戚関係を結んだ。
 
有名なエピソード
・「長坂坡の咆哮」:橋の上で曹操軍を退けた勇猛伝説。
劉備の入蜀後、巴蜀の地を治める際に地元の豪族を抑え、蜀平定に貢献した。
 
吉川英治三国志での扱われ方
吉川版では「猪突猛進の豪傑」として描かれるが、同時に人情に厚く、劉備の苦境を支える義勇の士としての存在感を放つ。史実では粗暴さが目立つ人物だったが、小説では義と豪気の体現者として理想化されている。
「張飛翼徳」の基本情報
総登場回数
1042回
活動期間
10巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
五丈原の巻
最も活躍した巻
桃園の巻 (322回登場)
「張飛翼徳」登場回数
合計: 1042回
0 80 161 241 322 322 桃園の巻 53 群星の巻 136 草莽の巻 104 臣道の巻 84 孔明の巻 68 赤壁の巻 50 望蜀の巻 171 図南の巻 49 出師の巻 5 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前