劉備玄徳
別名
劉備
玄徳
劉玄徳
劉皇叔
昭烈帝
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劉備玄徳(りゅうび げんとく)とは
劉備玄徳は、三国志の主要人物の一人であり、蜀漢の建国者で初代皇帝(昭烈帝)となった人物である。字は玄徳。後漢の宗室の末裔を自称し、仁義を重んじた姿勢から「仁君」として広く知られる。吉川英治『三国志』においても、曹操・孫権と並ぶ三国志の三大英雄の一人として描かれる。
・劉玄徳(りゅう げんとく)
劉皇叔(りゅう こうしゅく)とは
後漢献帝から見れば遠い親戚筋にあたり、「皇叔」という呼び方は劉備を尊重し、漢室の血統を受け継ぐ人物として扱った表現である。吉川英治『三国志』でも、劉備の正統性や仁義を強調する場面で「皇叔」という呼称が使われる。
昭烈帝(しょうれつてい)とは
この諡号は、劉備が漢の正統を掲げて蜀を建国し、義を重んじて戦った生涯を称えたものである。
生涯
人物
劉備は「仁徳の人」として知られる。常に民や部下を思いやり、義を重んじる姿勢を貫いたことで多くの人材を惹きつけた。容姿については「耳が肩まで垂れ、手が膝まで届く」と伝えられ、非凡な外見を持っていたとされる。
ただしその仁義の裏には現実主義的な柔軟さもあり、状況に応じてしたたかに生き残った。理想と現実を兼ね備えた人間味あふれる人物像が、劉備を「人望の英雄」として際立たせている。
妻子・血縁
妻には甘夫人・孫夫人(孫権の妹)などがいる。
関連する人物
趙雲(忠勇の将)
曹操(最大の宿敵でありながら、一時的には庇護も受けた)
孫権(同盟と対立を繰り返した)
劉禅(後継者)
有名なエピソード
「劉備玄徳」の基本情報
総登場回数
2855回
活動期間
10巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
五丈原の巻
最も活躍した巻
桃園の巻
(558回登場)