華費

冒頭
華費(かひ)とは、徐州から兗州方面へ向かう途上にある山中の地名です。曹操の父曹嵩の一行が、悪天候のため山寺に入って宿泊した地点として現れます。
 
概要
華費は、陶謙曹嵩一行を歓待して見送ったのち、護送役の張闓が兵を率いて通過する道中に位置づけられます。山気と天候の急変により、旅の隊列が足止めされ、夜を越すための宿所選択が事件の引き金となります。
 
歴史
小説中では、華費で雨を避けて入った山寺において、張闓が護衛兵を煽動し、曹嵩曹徳を含む一族や従者らが殺害され、財物が奪われます。
この凶変は、兗州にいた曹操が「陶謙こそ仇敵」として徐州討伐を決断する直接原因となり、軍旗に報讐雪恨を掲げて進軍する動機づけとして語られます。
 
関連人物
曹嵩曹操の父)、曹徳曹操の実弟)、張闓陶謙配下の護送役)、陶謙徐州太守)、応劭曹操側の使者)が、この地名に結びついて叙述されます。
 
史実との違い
吉川三国志では事件の現場を華費という山中の地名で示す一方、史実では曹嵩の被害地点の伝え方に揺れがあり、地名の確定的な一致は前提とされません。
「華費」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前