内裏

冒頭
内裏(だいり)とは、皇帝が政務や居住を行う宮城の中枢部で、外朝に対する内廷にあたる区域です。吉川英治三国志』では、洛陽王城にある禁中として描かれ、政変の現場となります。
 
概要
内裏は、天子の身辺と直結するため、門衛や近衛によって厳重に管理され、皇帝の廃立や宮中の粛清といった権力闘争が最も直接に噴出しやすい場所です。宮中の詔命や人事、警備の掌握は、事実上の政権掌握と結びつきます。
 
歴史
後漢末、外戚宦官・大臣・軍閥の対立が激化すると、内裏への出入りや禁門の制圧がクーデターの要件となりました。作中でも、袁紹近衛兵を率いて内裏まで押し通り、王城の門を閉じて戒厳を布き、味方以外の通行を断つ措置が語られています。
 
関連人物
袁紹は、禁門に入り新帝を擁立し、宮中に巣くう内官を誅滅すると主張し、その実行として内裏へ兵を進めます。内裏は、何進政権下の宮廷抗争における実力行使の対象として位置づけられています。
 
史実との違い
吉川三国志では内裏制圧の緊迫が整理されて描かれる一方、史実・演義では宮中勢力の錯綜や各派の思惑がより複層的に伝えられます。
「内裏」登場回数
合計: 12回
0 1 3 4 6 2 桃園の巻 2 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 2 望蜀の巻 6 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前