呂虔
冒頭
呂虔(りょけん)とは、曹操の陣営に属する将で、戦場では弓矢の働きや部隊指揮、また軍議での進言を通じて登場する人物です。兗州方面の戦いで、敵将薛蘭を一箭で射落とし、曹操軍の攻勢を助けたことが語られます。
生涯
人物像
軍議の場では、呂布の窮状と今後の動きを情勢判断として述べ、臧覇・孫観ら泰山勢力への依存、さらに淮南の袁術との結びつきが危険である点を指摘します。 これにより、単なる武辺者ではなく、情報と見立てに基づいて意見する幕将的な側面も示されます。
関係人物
有名なエピソード
後年の対呉戦の文脈では、魏の船団編成の一角として「黒旗の船列は、呂虔の陣」と示され、水軍作戦でも持ち場を与えられています。
史実との違い
吉川三国志では戦場での一箭や軍議での発言が目立つ一方、史実では魏の将として地方統治や官職面での事績も伝わり、小説はその人物像を戦場・幕営での役割に寄せて描く傾向があります。
「呂虔」の基本情報
総登場回数
8回
活動期間
4巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
出師の巻
最も活躍した巻
草莽の巻
(5回登場)