大方師
冒頭
大方師(だいほうし)とは、黄巾党において用いられた方師の位階称号の一つで、部将級の指揮者を指す呼び名です。大方・中方・小方は同系列の称で、術者・祈祷師としての方師であることと、その序列を同時に示します 。
概要
黄巾党は張角の教団的結合を基礎に、配下を「方」に分け、階級を設けて統率しました。作中では「大方を行う者、一万余人」「小方を行う者六、七千人」とされ、方師の称号が大量の党衆に付与されていたことが述べられます 。
意味
大方師は、方師称号のうち上位にあたる「大方」に位置づけられ、黄巾党内部では部将を「大方」「中方」などと呼ぶ慣行があったと説明されています 。張角配下の軍勢が「張角大方師の本軍」とも記され、軍事的指揮系統の呼称としても機能します 。
関連人物
黄巾党の総帥張角は一般の「大方」等では呼ばれず、「大賢良師」張角、弟の張梁・張宝は「天公将軍」「地公将軍」といった別格の尊称が与えられます 。また配下の黄巾頭目である馬元義が「大方」として扱われ、部将級の実例として示されます 。
史実との違い