大魏

冒頭
大魏(たいぎ)とは、曹丕後漢献帝から禅譲を受けて皇帝に即いたのち、「以後国名を大魏と号す」と宣して立てた国家の呼称です。
 
概要
大魏は、曹操が魏王として築いた政権基盤を継承し、曹丕が皇帝号を得たことで国家としての体裁を完成させたものと位置づけられます。献帝禅譲後に山陽公へ封ぜられ、都から退去させられるなど、漢王朝の終焉と新王朝の成立が制度上も明確になります。
 
歴史
禅譲の儀礼は受禅台で行われ、曹丕玉璽を受けて即位し、国号のほか年号も黄初元年へ改めます。また曹操には「太祖武徳皇帝」の諡が贈られ、魏王朝の祖として祀られる形が整えられます。
大魏は蜀の側からも対置され、劉備の即位に伴い国号が大蜀と定められることで、「大魏に大魏皇帝立ち、大蜀に大蜀皇帝が立った」と並立が表現されます。
 
政治・制度
魏内部では、曹丕の即位を支える重臣層が整備され、曹叡への継承に際しても「大魏皇帝」としての統治の連続が強調されます。 さらに魏の立国については、王朗が「太祖武帝…ついに大魏国を建つ」と述べ、天命と徳を根拠に正統性を主張する論法が示されます。
 
関連人物
曹丕(魏帝)、曹操太祖として追号)、献帝禅譲後に山陽公)、曹叡(後継の大魏皇帝)などが、大魏の成立と継承を理解するうえで中核となる人物です。
 
史実との違い
吉川三国志では国号として「大魏」を明示しますが、史実上の正式国号は一般に「魏」で、「大」を冠する用法は尊称・修辞的な呼び方として扱われることがあります。
「大魏」登場回数
合計: 20回
0 3 7 11 15 0 桃園の巻 0 群星の巻 1 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 15 出師の巻 4 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前