山陽公
冒頭
概要
吉川英治『三国志』では、受禅台で献帝が帝位を「魏王に禅る」という冊文を読み、曹丕が玉璽を受けて魏帝となったのち、使者が献帝の居所に来て「封じて山陽公となす。即日、山陽に赴き、ふたたび都へ入るなかれ」と通告します。
意味
「公」は諸侯の上位に置かれる爵号で、王朝交代の際に旧王朝の君主を生かしつつ政治的影響力を断つため、一定の待遇を与えて封じる形で用いられます。作中でも「ころすに忍び給わず」として、生命の保証と引き換えに居住移動・行動を制限する措置として示されています。
関連人物
史実との違い