張闓

冒頭
張闓(ちょうがい)とは、徐州太守陶謙に属した武将で、曹操の父曹嵩の護送を命じられながら、途中で部下を煽動して一行を襲い、曹嵩らを殺害した人物です。
 
生涯
陶謙曹嵩の一行を歓待したのち、張闓は五百の兵を付され、兗州へ向かう曹嵩の護衛を命じられます。
道中、華費の山中で寺に宿した夜、薄給や役目への不満を口実に、もと黄巾賊であった過去を引き、再び賊に戻ることを部下に持ちかけます。曹嵩らが財物を多く積むことに目をつけ、襲撃と略奪を決行しました。
襲撃では曹操の弟曹徳を張闓自ら斬り、曹嵩を含む一族・召使いら多数が殺害され、寺も放火されます。張闓の一味は財物とともに姿を消し、この事件は曹操徐州討伐の直接原因となりました。
 
人物像
配下の不満を「もっともだ」と受け入れて扇動し、略奪の実行へ導くなど、統率は暴力と利欲に依る性格として描かれます。
 
関係人物
陶謙の配下として曹嵩護送を任されます。
事件後、曹操陶謙を仇敵として憎み、陳宮は「陶謙の罪ではなく張闓の仕業」として戦の拡大を憂えます。
 
有名なエピソード
曹嵩護送の途次、寺に宿した夜に護衛兵が匪賊化し、一行を襲って曹嵩曹徳らを殺害、財物を奪って逃走した事件が、張闓の名を決定づける逸話です。
 
史実との違い
吉川三国志では張闓が「もともと黄巾賊の仲間」であった点を明確に動機へ結びつけていますが、史実や演義では曹嵩殺害の経緯・責任の帰し方に諸説・脚色の幅があります。
「張闓」の基本情報
総登場回数
8回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (8回登場)
「張闓」登場回数
合計: 8回
0 2 4 6 8 0 桃園の巻 8 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前