楊大将

冒頭
楊大将(ようたいしょう)とは、袁術(えんじゅつ)配下で「長史」として政務・軍議に参与する人物で、袁術陣営の諸将の一人として意見具申を行う参謀格です。
 
生涯
作中では袁術寿春(じゅしゅん)に拠って皇帝を称した後、兵糧難や水害などで内情が逼迫する局面で前面に出ます。寿春固守は「自滅」として、御林の護衛軍を率いて淮水を渡り、一時的に本拠を移して持久と機会を待つ策を奏上します。
また孫策から伝国の玉璽返還を迫られた際の軍議では、江東への拙速な出兵に反対し、まず北方の憂いを除いて国力を整えるべきだと述べ、対外戦の優先順位を論じます。
 
人物像
強攻よりも兵糧・士気・地勢を踏まえた持久と撤退を選択肢に入れる現実的な進言を行い、袁術の会議に列する他の将(紀霊橋甤雷薄陳闌ら)と同席しつつ、異論を唱える役回りを担います。
 
関係人物
袁術に近い立場で諮問を受け、孫策との対立や寿春防衛の方針に関して意見を述べます。
 
有名なエピソード
寿春の危機に際し、淮水を渡っての一時退避と奇襲を交えた冬越えを提案し、兵糧持久と敵の鋭気回避を同時に狙う策として語られます。
孫策玉璽返還要求への対応では、江東遠征の不利を挙げて慎重論を述べます。
 
史実との違い
作中の「長史・楊大将」は名を「大将」として扱われますが、史実では袁術長史は楊弘(ようこう)とされ、呼称や位置づけに整理の差があります。
「楊大将」の基本情報
総登場回数
5回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
草莽の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (5回登場)
「楊大将」登場回数
合計: 5回
0 1 2 3 5 0 桃園の巻 0 群星の巻 5 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前