董卓仲穎

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董卓仲穎(とうたくちゅうえい)とは
董卓後漢末期の武将・政治家で、西涼(現在の甘粛省周辺)の出身。字は仲穎(ちゅうえい)。後漢王朝の混乱期に台頭し、朝廷を掌握して暴政を敷いたことで悪名高い。
 
生涯
董卓は辺境の西涼に生まれ、若くして武勇に優れ、羌族との戦いで功績を立てた。
黄巾の乱でも活躍し、都に呼ばれて将軍職に任じられる。霊帝没後、幼い少帝と劉協献帝)の擁立をめぐって権力闘争が起きると、董卓洛陽に入城し、実権を掌握した。
少帝を廃して劉協を帝位につけ、自らは相国となって専横を振るい、宮廷を恐怖政治で支配した。
都を長安へ遷都し、暴虐の限りを尽くしたが、やがて配下の呂布に裏切られ、王允の連環計によって誅殺された。
 
人物
董卓は粗野で残虐な性格として伝わる一方、用兵には巧みであり、西涼兵の強さを背景に中央で権力を握った。
享楽を好み、豪奢な生活を送り、民衆からは暴君として憎まれた。
 
関連する人物
呂布(養子であったが、のちに裏切って董卓を殺害した)
王允董卓打倒の首謀者で、連環計を仕掛けた)
貂蝉(伝説的には、王允の策に使われ董卓呂布の仲を裂いた美女)
献帝董卓によって擁立された後漢最後の皇帝)
 
有名なエピソード
・少帝を廃して献帝を擁立した専横
洛陽を焼き払い、長安へ遷都した暴挙
・「連環計」によって呂布と対立し、最後は討たれたこと
 
吉川英治三国志での扱われ方
吉川英治三国志』では、董卓は乱世の暴君の典型として描かれる。西涼出身の荒々しさ、贅沢な性格、そして暴政による都の混乱が強調される。王允貂蝉呂布との連環計のくだりは劇的に描かれ、物語の大きな転換点となっている。
「董卓仲穎」の基本情報
総登場回数
339回
活動期間
9巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
五丈原の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (202回登場)
「董卓仲穎」登場回数
合計: 339回
0 50 101 151 202 117 桃園の巻 202 群星の巻 2 草莽の巻 10 臣道の巻 1 孔明の巻 2 赤壁の巻 3 望蜀の巻 0 図南の巻 1 出師の巻 1 五丈原の巻
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