河北省

冒頭
河北省(かほくしょう)とは、中国北部で黄河以北の平原地帯を中心とする地域名で、吉川英治三国志』では冀州幽州并州青州など「河北の諸州」を含む広い北方圏を説明する際に用いられる呼称です。
 
概要
作中で「河北」は、黄河を渡った北側の大地域として示され、袁紹勢力の本拠圏を形づくる地理的背景になります。袁紹冀州青州幽州并州の四州をあわせて領することが語られ、河北が大兵力と物資の基盤であることが前提とされます。
 
歴史
河北の中心的な舞台の一つが冀州で、作中では冀州が「富饒の地」とされ、兵糧・金銀五穀の供給地として重視されます。 また袁紹冀州へ入り、韓馥の政権を実質的に掌握して地盤を固めます。
さらに官渡戦では、袁紹冀州青州并州幽州など河北諸州の軍を動員して大軍を南下させる一方、戦場自体は官渡河南省)であることが示され、河北が対曹操戦の後方基盤として機能します。
 
関連人物
袁紹は「河北袁紹」として位置づけられ、河北諸州を背景に曹操と覇権を争います。 袁紹没後、河北の要地(冀州城など)をめぐって袁尚・袁譚・袁煕らが分掌し、曹操冀州領内へ進出して袁氏勢力を切り崩していきます。
また城(河北省)が曹操政権下の重要拠点として示され、銅雀台の造営と落成祝賀が城で行われます。
 
史実との違い
河北省」という行政区画名は後世の呼称であり、作品中では当時の州名(冀州など)に現代の省名を添えて位置を示す形で用いられます。
「河北省」登場回数
合計: 24回
0 2 4 6 9 8 桃園の巻 5 群星の巻 1 草莽の巻 0 臣道の巻 9 孔明の巻 0 赤壁の巻 1 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前