官渡の戦い 用語 冒頭 官渡の戦い(かんとのたたかい)とは、後漢末に曹操と河北の袁紹が、河南北方の要地官渡を挟んで長期に対陣し、補給線と幕僚運用の優劣が勝敗を決した会戦です。袁紹が河北諸州の大軍を官渡へ集結させたことから戦端が開かれます。 概要 官渡は背後に大山を負い、官渡の流れが自然の濠となる地勢で、曹操は逆茂木などで防御を固め、流れを挟んで両軍が対陣します。 経過 袁紹は力攻めを避け、人工の築山を造成し、その上に多数の高櫓を設けて弩弓手の集中射撃を行い、さらに渡河準備を進めます。これに対し曹操方は発石車の導入で築丘・櫓の破壊を図ります。 袁紹陣営では掘子軍を編成し、地下道で敵前へ迫る策も採られますが、曹操は陣前に横壕を掘り、官渡の水を引いて対抗します。 決定的局面は、袁紹軍の兵糧集積地烏巣の急襲です。許攸の献策により、曹操は河北軍に偽装した兵で突破し、烏巣の守将淳于瓊の備えの弱点を衝いて焼討ちを敢行します。 烏巣の火急に袁紹陣中は救援か官渡急襲かで議論が割れ、最終判断も定まりにくいまま命令が錯綜します。 戦後、袁紹方では敗因処理が苛烈となり、曹操は降将を受け入れて戦力を増し、以後の攻勢を継続します。 関連人物 曹操、袁紹のほか、袁紹を諫めて退兵や慎戦を説く田豊・沮授、烏巣急襲の端緒となる許攸、烏巣守備の淳于瓊、官渡方面で動く張郃・高覧、曹操方で策を補う劉曄などが戦局の節目に関与します。 史実との違い 吉川三国志では官渡の兵数を大軍として示し、発石車に硝薬を用いる設定など、兵器描写に史実・演義と異同がみられます。 「官渡の戦い」登場回数 合計: 1回 0 0 0 0 1 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 1 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻 「官渡の戦い」が登場する場面 1件 殺地の客 「ところで、先生にお教を乞いたいことがありますが」 。「何ですか」 。「白馬、官渡の戦いについて」 。「あれは袁紹と曹操の合戦でしょう。私に何が分りましょう」 。 本文 三国志 赤壁の巻 「官渡の戦い」を全て検索