博望坡

冒頭
博望坡(はくぼうは)とは、劉備荊州新野に拠った時期に、曹操軍の夏侯惇が迫った戦場として語られる、新野北方にある要地です。吉川英治三国志』では「河南省新野北方」とされます。
 
概要
博望坡は険阻な地形として扱われ、周辺の地勢は「うしろは羅口川、左右は予山、安林。前はすなわち博望坡」と説明されます。 ここでは狭隘な地形と林地が、伏兵と火攻めに適する条件となります。
 
歴史
吉川三国志博望坡は、孔明新野防衛のため諸将を配置し、関羽を予山、張飛を安林に伏せ、関平劉封に硫黄や焔硝を携えさせて両側から放火させる計画の舞台となります。
夏侯惇は大軍を率いて博望坡へ進み、趙雲の誘引に乗って深入りしたのち、火攻めと伏兵により混乱し、後陣の輜重が焼かれるなど大きな損害を受けたとされます。
 
関連人物
劉備諸葛亮趙雲関羽張飛関平劉封夏侯惇于禁李典などが博望坡の戦いに関わります。孔明は戦場の地形を示しつつ各将に任務を割り当て、特に趙雲には「詐り負けて逃げ」敵を誘い込む役目を命じます。
 
史実との違い
吉川三国志では孔明の用兵として体系的に描かれますが、史実の『三国志』では博望坡の火計は主に劉備の戦いとして記され、孔明の初陣として定型化する扱いは演義的要素が強いとされます。
「博望坡」登場回数
合計: 7回
0 1 3 5 7 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 7 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前