袁一族

冒頭
袁一族(えんいちぞく)とは、後漢末に強い勢力と門閥的威信をもって各地に割拠した袁氏の一門で、河北袁紹淮南袁術を中心に、子弟や部将を含む大勢力として描かれる家門です。
 
概要
作中では、袁術南陽にあって勢力を増し「名門袁一族中では、最も豪放粗剛」とされ、曹操劉備ら他勢力からも警戒される存在として位置づけられます。 いっぽう袁紹は「袁閥の長者」として河北に大兵力と地盤を有し、袁一門は複数の方面に軍事・政治拠点を分散させる構造を持ちます。
 
主な構成員
袁術袁紹の「弟」とされ、淮南の行き詰まりを打開する策として、帝号と伝国の玉璽を兄袁紹へ委ねようとする動きも見られます。 袁紹の子としては、長男袁譚・次男袁煕三男袁尚がそれぞれ青州幽州などに配置され、後継問題の中心になります。 また甥の高幹が并州に拠るなど、一門の枝も軍事単位として扱われます。
 
動向
袁紹は世嗣を袁尚に傾ける一方、袁譚擁立を唱える重臣もいて、曹操との対抗と並行して内紛要因を抱えます。 官渡後、袁紹は敗走中に病み、臨終にあたり三子へ「曹操と雌雄を決せ」と命じますが、冀州帰還後は袁尚が仮に執政となり、兄弟間の対立が表面化します。 その後、袁譚が袁尚を攻めて中山を奪うなど兄弟は抗争し、曹操の介入で袁譚は滅亡へ傾きます。
 
史実との違い
吉川三国志では袁術袁紹の「弟」として扱うが、史実では両者は兄弟ではなく同族(従兄弟)関係とされる点が異なります。
「袁一族」登場回数
合計: 2回
0 0 1 1 2 0 桃園の巻 0 群星の巻 2 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前