涿郡

冒頭
涿郡(たくぐん)とは、後漢の行政区画である郡の一つで、幽州に属した地域です。吉川英治三国志』では「幽州涿郡(河北省涿県)」として示され、物語初期の義兵結成と官軍参加の舞台になります。
 
概要
涿郡は郡治となる府城を中心に周辺の県を管轄し、小説中では楼桑村を含む涿県がその領域として扱われます。劉備らが兵を募って行動を起こすと、楼桑村から涿郡の府城へ向けて郷兵が出発し、涿郡の府で迎えられる流れが描かれます。
 
歴史
後漢末、黄巾の乱などで各地の軍政が動揺するなか、涿郡でも士の募集や義軍の編成が進み、郡の官府が軍事動員の結節点として機能します。小説では太守が士を求め、高札を立てて人材を募る状況が語られます。
 
関連人物
劉備涿県楼桑村の出身として位置づけられ、関羽劉備の書を携えて涿郡の太守劉焉を訪ね、義軍参加の許可と後援を取りつけます。
また、劉備関羽張飛郷兵を率いて涿郡府城へ向かい、のちの行動の基盤を得る起点ともなります。
 
史実との違い
吉川三国志では涿郡の太守として劉焉が登場しますが、史実の官職経歴や赴任地の扱いは史書・演義と必ずしも一致しません。
「涿郡」登場回数
合計: 7回
0 1 2 3 4 4 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 1 孔明の巻 0 赤壁の巻 1 望蜀の巻 0 図南の巻 1 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約6時間前