汜水関

冒頭
汜水関(しすいかん)とは、洛陽へ通じる要路に置かれた関門で、董卓勢が関中洛陽方面の防衛線として重視した要害です。吉川英治三国志』では、董卓華雄に命じて「汜水関へ下って、よく嶮を守り、わが洛陽を安んぜよ」と守備を任せ、兵五万と副将を付して派遣します 。
 
概要
諸侯連合軍が董卓討伐のため北上する局面で、汜水関は最初に衝突が集中する関門として扱われます。作中では「汜水関(河北省汜水)の関門」と注記され、攻略対象として具体的に名指しされます 。
 
歴史
董卓方は防衛を二手に分け、李傕郭汜汜水関の救護を命じる一方、董卓自身は虎牢関の固めへ向かう布陣をとります 。これに対し連合軍側も対応して兵を二分し、一部を汜水関に残して主力を虎牢関へ向けるなど、戦略上の分岐点となります 。
 
関連人物
華雄汜水関の守将として登場し、副将に李粛胡軫趙岑を従えます 。攻め手では孫堅が先陣を承って汜水関攻略に当たり 、鮑信鮑忠らも別働で奇襲を試みるなど、諸将の戦功争いが汜水関周辺の作戦に影響します 。
 
吉川三国志での扱いと史実や演義との違い
汜水関は作品内で独立した関門として戦闘が組み立てられますが、史料・伝承上は虎牢関との位置づけや呼称が混同・再編されることがあり、物語的整理が加わっています。
「汜水関」登場回数
合計: 18回
0 4 8 12 17 0 桃園の巻 17 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 1 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前